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自己紹介その③「暮らし自給率の向上をめざして」

・食料自給率という言葉ありますが、日本の食料自給率といえば、国内の食料消費が国産でどの程度まかなえているのかを表すものですよね。それの暮らし版が、「暮らし自給率」です。僕が勝手に言い出した言葉です。笑・暮らしというと、着るもの食べるもの住むところの「衣食住」を基本として、さらには電力や暖房の熱となる薪などのエネルギー、さらには音楽や芸術まで、ささやかでも無理のない範囲で、自分(たち)の手でつくり出せれば、いろいろないいことがあるんではないかと思っています。・僕はいつからかずっと、お金と消費について考えていました。色々なメディアに触れているうちにいつの間にか、生活に必要なものは全てお金を使って購入しないと生きていけないと思ってました。消費しないと豊かな生活は得られない、だからお金を稼がなければ生きていけない。そんな風に考えてました。・しかし残念なことに、僕はお金を稼ぐのが得意ではありませんでした笑。正しくは組織で動いて価値を出せるタイプの人間ではなかった、ということでしょうか。そのことにはひどく落ち込みましたが、もう開き直って、「だったらお金を使わず豊かに暮らしてやろーじゃないか」と、できるだけ消費者にならずに生きていく方法を模索し始めました。・それ以降「これ、自分で作れるかな?」が口癖になったわけですが、料理をはじめ(上手くはないけど)、自宅の漆喰塗りやタイル張り、石積みの花壇やウッドデッキなど、いろいろなものを自分のイメージに忠実に作っていきました。すべて初心者ですから当然たくさんの方に協力していただきながらですが。そこで思うのです、最初は節約のためにはじめたのですが、やってるうちにその作業自体が楽しくなってくるのです。だんだん上達していくんです。どうすれば上手くできるか頭で考えて、手を動かす、するとだんだん上達する、頭と手(や体)のつながりが強くなり連携がうまく取れてくるようになる、そんな感覚になるのです。それはすごく気持ちのいいことでした。スマホやパソコンから得られるものとは桁違いの情報が、手から伝わってきたのです。そりゃそうですよね、いくらスクロールしてもスマホの画面はツルツルです。重さ、振動、手触り、音、押し返してくる力、水分の感じ、色の変化、などなど。・また、特に料理なんかは自分で作ると、おのずと新鮮だし出来たてを食べることになりますよね。これってものすごい価値あることなんじゃないかなって思います。外食では新鮮さを保つには結構な無理とコストをかけることになります。・そうそう、もちろん、ちょっとやったくらいではプロのように完成度が高いものはできません。でも自分たちが求めているものって、100%の完成度のものでしょうか。意外とちょっとくずれてたりするものが愛嬌があって、愛着が持てたりしませんか。80%の完成度なら、案外自分でつくれちゃいませんか。また逆説的に、今度は世の中のプロフェッショナルたちに対して尊敬の念を抱きました。プロたちの作業の正確さやスピード、完成度の高さにはそれまでの研鑽の時間に思いを馳せざるをえません。自分でやってみた過程があったからこそ、「これはプロにお願いしよう」とか「これは自分でやってみよう」とうまく選択することができるようになりました。また購入するものも、よりよく長く大切に使えるものという意識になりました。・そんな中出会ったのものの一つが、コーヒーでした。あるコーヒー屋さんで浅煎りのエチオピアのコーヒーを飲み、その強烈な香りと心地よい酸味と甘味を感じ、どうにかしてこの美味しいコーヒーをもっと気軽に飲めないかなと考えた結果、自分で焙煎するに至りました。最初は小さな手持ちの網をつかい、あーだこーだと試行錯誤して、少しずつ納得のいくコーヒーになっていき、コーヒーを淹れるのも飲むのもどんどん好きになっていきました。そしてそのコーヒーをまずは家族に飲んでもらう、すると思った以上によい反応が返ってきました。「え、美味しいじゃんこれ」と。今度は友人たちを家に招いて飲んでもらうと、喜んでくれる。ささやかだけどおもてなしができる、人のために何かできる、それがとても嬉しくなりました。そうしていくうちに、もっと色んな人に飲んでもらいたいなと思うようになり、そのままの流れで、またたくさんの方に助けていただきながら、コーヒー屋になっていきました。・そんな感じで、暮らしのいろいろなことを自給していくと、いいことがたくさんあるなあと思うのです。・自分がおいしい(楽しい)・必要なお金が減る・健康によい・無駄やゴミが減って環境にもいい・プロフェッショナルたちへの理解が深まる・ものごとに能動的になる・周りの人に喜んでもらえる・そこからコミュニケーションがうまれ、仲間ができる・自分の仕事にもつながる・はじまりはいつも「自分の手でつくってみよう」です。今後も自分でつくれるものを増やして自分の「暮らし自給率」を上げていきたいし、自分で作ることの素晴らしさを伝えていきたい。その次には近くの仲間とともに作っていき、地域の「暮らし自給率」を向上させていきたい。そしてその輪を少しずつ広げていきたい。・その輪が広がっていった先になにがあるのか。自分たちが生きることに充足感を得て、人としての生を満喫し、社会がもっと自然と近くなりニュートラルな状態になったら。。。そんな妄想を抱きつつ、今日も自分や誰かのために一杯一杯コーヒーを淹れてます。・あれ、もうコーヒーと関係ないかな?笑・僕は何か突出した技術を持っているわけでもないし、ただの普通な(Ordinaryな)人間です。Ordinaryな人間だからこそ、Ordinaryな日常を少しでも楽しく豊かに過ごせれば、いいなぁ。ものごとに良い悪いはなく、意味づけしているのは全て自分です。だったらよい毎日がきっと待っている。なんて、飛躍し過ぎでしょうか。・何か一つでも共感していただけることがあれば、今度コーヒーでも飲みながら一緒にお話しましょう!・以上Ordinary Coffeeの紹介でした〜!自己紹介その①「マイクロロースター」はこちら自己紹介その②「街の飲み物係」はこちら

自己紹介 その②「街の飲み物係」

「街の飲み物係」として・Ordinary Coffeeは自家焙煎のコーヒー屋と申し上げましたが、街のドリンクスタンドとしての機能も果たせればと考えております。「飲み物屋」ではなく「飲み物係」です。生き物係みたいな。・水分って、大事ですよね。喉にも体にも、潤いが必要です。暑い日には喉を潤し、寒い日には体を温める。・また美味しい飲み物は気分も変えることができます。蒸し蒸しとした日にはさっぱりと爽やかに、イライラした時にはホッと一息、気分を落ち着かせる。そんなときに飲み物が美味しいものだったら、ちょっと日常が豊かになるんじゃないでしょうか。・だからコーヒーを飲めない方にもお役に立てるよう、ジュースや紅茶やルイボスティもご用意してます(写真はこまつ果樹園さんの王林100%りんごジュース!スペシャルティりんごジュースと言っても過言ではないほどの絶品です)。カフェインがダメな方には、カフェインレスコーヒーもあります。とても美味しいですよ。・飲み物は脇役で、あなたが主役。でもその飲み物はそっとあなたに寄り添ってくれる、共に過ごす時間を心地よくしてくれる、いつまでも続くOrdinaryな日々を肯定してくれる、なんてちょっと言いすぎでしょうか。・その③はOrdinary Coffeeの核心(?)に迫ります!!

自己紹介 その①「マイクロロースター」

店舗をオープンしてからあっという間に4ヶ月が経ちました。やっと(遅いw)ここでの営業や焙煎も慣れてきましたので、改めてOrdinary Coffeeが何ものなのか、何を目指しテッテで何をやりたいか、ということをご紹介させてください!・その① Ordinary Coffeeは「スペシャルティコーヒーを扱うマイクロロースター」です。・スペシャルティコーヒーとは何かと言いますと、いろいろな解釈がなされていますが、難しい話は抜きにしてぼくが思ういちばんの特徴は、まずは風味が素晴らしくとっても美味しいコーヒーです、ということです。シンプル〜。なので美味しいコーヒーを提供できるようがんばりたい所存です。・またマイクロロースターとは、小さな(マイクロ)焙煎屋(ロースター)という意味です。コーヒーがコーヒーチェリーから1杯のコーヒーになるまでにはたくさんの工程がありますが、中でも私はこの「焙煎」という工程が本当におもしろくて、その魅力と難しさにどっぷりとハマっております。とにかくこんな面白い工程は自分でやりたい!と試行錯誤四苦八苦日進月歩です。デンマークの若い兄弟がつくった小さく高性能な焙煎機「Aillio BULLET R1」を使い、日々ちょっとずつ焙煎しております。・目指す味としては、一番には香りを重視し、苦くなく酸っぱくもなく、心地よい甘みと酸味のあるコーヒーです。その他の要素は、それぞれのお豆さんの良い部分を思う存分発揮していただきたいと思います。・そしてこの焙煎の作業を、tetteの中のお店でやってます!室内の公共の施設で焙煎してるコーヒー屋さんてなかなかいないんじゃないでしょうか。なのでたまにtetteに入ると香ばしいコーヒーの焙煎される香りがするかと思います。その香りにつられてみなさんお店に来てください!コーヒーホイホイ!・その②へ続く!!